東京で民泊投資を始める前に知っておくべきこと
東京都は日本最大の民泊市場ですが、区によって用途地域・競合数・法的制限が大きく異なります。この記事では、投資判断に役立つ区別の民泊可否情報をまとめます。
東京で唯一の特区民泊エリア:大田区
東京23区の中で国家戦略特区に認定されているのは大田区のみです。特区民泊(日数制限なし)が可能なため、通年稼働で最大収益を狙えます。
- 特区民泊:可(日数制限なし)
- 住宅宿泊事業:可(年180日)
- 旅館業:可
- 代表的な用途地域:第一種住居地域
- 注目エリア:蒲田駅周辺、羽田空港近郊
羽田空港からのアクセスが良く、訪日外国人の需要が安定しています。
旅館業・収益性の高い商業エリア
港区(麻布・赤坂・六本木)
- 旅館業:可、住宅宿泊:可
- 代表的な用途地域:商業地域
- 競合届出住宅数:多い(上位クラス)
- 外国人観光客・ビジネス客の需要が高く、宿泊単価が他区に比べ高め
新宿区(新宿・高田馬場)
- 旅館業:可、住宅宿泊:可
- 代表的な用途地域:商業地域
- 観光地としての需要は高いが、競合も多い
渋谷区(渋谷・原宿・恵比寿)
- 旅館業:可、住宅宿泊:可
- 代表的な用途地域:商業地域
- ブランド力が高く宿泊単価を設定しやすいエリア
台東区(浅草・上野)
- 旅館業:可、住宅宿泊:可
- 代表的な用途地域:近隣商業地域
- 外国人観光客の需要が非常に高い。下町観光スポットに隣接
住宅宿泊事業向けの住宅エリア
世田谷区・杉並区・目黒区
- 住宅宿泊事業:可(年180日)
- 代表的な用途地域:第一種住居地域
- 閑静な住宅街。競合は少ないが宿泊需要も比較的低め
- 副業・小規模スタートに最適
中野区
- 住宅宿泊事業:可
- 代表的な用途地域:第一種住居地域
- 渋谷・新宿へのアクセスが良く、観光客の宿泊需要もある
注意が必要なエリア
練馬区
- 第一種低層住居専用地域が多く、旅館業は難しい
- 住宅宿泊事業は可能だが需要が限定的
江東区
- 臨海部に工業・準工業地域が混在
- 住所によっては民泊不可の場合があるため必ず確認が必要
東京23区の民泊可否まとめ
| 区 | 特区民泊 | 旅館業 | 住宅宿泊 |
|---|
|----|---------|-------|---------|
| 大田区 | ✅ | ✅ | ✅ |
|---|---|---|---|
| 港区 | ✗ | ✅ | ✅ |
| 中央区 | ✗ | ✅ | ✅ |
| 千代田区 | ✗ | ✅ | ✅ |
| 新宿区 | ✗ | ✅ | ✅ |
| 渋谷区 | ✗ | ✅ | ✅ |
| 台東区 | ✗ | ✅ | ✅ |
| 世田谷区 | ✗ | ✅ | ✅ |
| 杉並区 | ✗ | ✅ | ✅ |
| 練馬区 | ✗ | △ | ✅ |
※ 区レベルの概算判定です。用途地域は番地単位で細かく分かれています。
投資エリアの選び方
YADOKARIの可否チェッカーで具体的な物件住所を入力すると、その場所の詳細判定と競合届出住宅数・収益試算を確認できます。